全てのはたらく人のための応援ブログ!

生成AIでできる副業10種類と、それぞれに必要なスキル

若手Webマーケター/SNSグロースプランナーの早瀬優人です。

「AIを使えば副業ができる」という話はあちこちで見かけるようになりましたが、では何から手をつければいいのかとなると、途端に手が止まります。

僕自身も生成AIを仕事に取り入れ始めた頃、出力を眺めるばかりで受注につながらない時期がありました。実際のところ、AIが仕事をくれるわけではなく、仕事をくれるのはいつも人です。

この記事では、生成AIを使ってできる副業を10種類に整理し、金額ではなく必要なスキルの順に並べたうえで、始める順番までを追っていきます。

この記事の10種類をどう選んだか

先に選定の基準をお伝えしておきます。ここを曖昧にしたまま並べてしまうと、読んでも動けない絵に描いた餅の一覧になってしまうからです。

選定条件は2つだけ

次の2つを満たすものだけを選びました。

  • 発注が実在する……クラウドソーシングに募集のカテゴリがあり、実際に取引されている
  • AI単体では完結しない……人が判断し、責任を持って仕上げる工程が残っている

1つ目は当たり前に思えますが、実際のところここが意外と大切で、「AIでこんなことができる」ということと「その作業にお金を払う人がいる」ということは、まったく別の話だからです。

なぜ「AI単体で完結しない」ことを条件にしたか

AIだけで終わる作業なら、発注する側も自分でAIに投げれば済んでしまうので、わざわざ外注する理由がありません。

お金が動くのは、その手前や後ろに人の判断が要るときです。

発注側が払っているのは「AIを使う手間」ではなく、「出てきたものが使えるかどうかを判断し、責任を持つこと」に対してです。

この視点があるかどうかで、案件の選び方も単価の考え方も変わってきます。

入門レベル:文章まわりの3種類

まずは、必要な前提スキルが比較的少ないものから順に見ていき、そのうえでどの工程が人に残るのかを確かめていきます。

1. 記事作成・ブログ執筆の下書き

構成案や下書きをAIで作ってから、事実確認と加筆を人が行って仕上げていく仕事です。

クラウドソーシングでも募集数が多いので、入り口としては見つけやすい部類に入ります。

必要になるのは、日本語の文章力と、書かれている内容が本当に正しいかを一つずつ調べていく習慣です。

ここでつまずく人が多いのは、AIが出した文章をそのまま納品してしまうケースで、事実が誤っていた場合に責任を負うのは納品した側になります。

2. 商品説明文・キャッチコピーの作成

ネットショップの商品説明や、広告に載せる短い文言を作っていく仕事です。

短い文章を数多く作る作業はAIが得意な領域なので、案を出すところまでは時間を大きく短縮できます。

ただし、商品の特徴を正確に伝えられているか、誇大な表現になっていないかを確かめる工程は、人の役目として残ります。

景品表示法に触れる表現を書いてしまうと依頼主に迷惑がかかるので、書き上げてから必ず表現を見直してください。表示のルールは消費者庁の景品表示法の解説で確認できます。

3. 文字起こし・議事録の整理

音声をAIで文字に変換してから、人が読める形に整えていく仕事です。

詳しい進め方はAI文字起こしを使った議事録・字幕作成の副業で解説しています。

必要になるのは、話し言葉を書き言葉に直す編集力と、聞き慣れない専門用語をその場で調べる姿勢です。

実務レベル:スキルと組み合わせる4種類

ここからは、もともと持っているスキルとAIを掛け合わせて、作業の一部を置き換えていく領域になります。

4. SNS運用の投稿作成・分析補助

投稿案の作成や、反応の分析をAIで効率化していく仕事です。

僕自身がSNS運用を仕事にしてきて感じるのは、AIが作れるのは「案」までで、そこから先は毎回人の手が要るということです。

どの案を選ぶか、ブランドの雰囲気に合っているかという判断は、結局のところ人が担うことになります。

必要になるのは、SNSの運用経験と、投稿ごとの数字を読んで次の案に反映させる力です。

5. 画像・イラストの生成と加工

AIで画像を生成してから、用途に合わせて加工して仕上げていく仕事です。

この分野は、権利まわりの理解が欠かせません。文化庁がAIと著作権についてで考え方を公開しているので、一度は目を通しておいてください。

詳しくはAI画像生成を副業にする方法と著作権で整理しています。

順番として、まず使うツールの利用規約で商用利用が認められているかを確認してから受注してください。

6. 動画編集の効率化

字幕の自動生成やカット候補の抽出にAIを使って、編集そのものにかける時間を短縮していく仕事です。

編集ソフトの操作ができることが前提になるため、未経験からいきなり入っていくのは難しい領域だと考えてください。

すでに動画編集をしている人が、手を動かす時間を減らす目的で取り入れるのが現実的な入り方です。

7. 資料作成・スライド制作

提案資料や社内向けスライドの下地をAIで作ってから、体裁を整えて渡す仕事です。

企業の資料は情報の取り扱いに注意が要るので、守秘義務のある内容を扱う場合は、着手する前に契約書のデータ取り扱い条項を必ず確認してください。

専門レベル:前提スキルが要る3種類

最後は、AIを使うかどうか以前に、明確な専門性が求められる領域を見ていきます。

8. 翻訳・多言語対応の下訳

AIで下訳を作ってから、人が最終的な表現を整えて納める仕事です。

語学力がないと訳が正しいかどうかを検証できないので、AIがあれば語学力なしでできる、という領域ではありません。

9. プログラミング・コード作成の補助

コードの生成やエラーの調査にAIを使いながら、開発の一部を引き受けていく仕事です。

出力されたコードが正しく動くか、そしてセキュリティ上の問題がないかを自分で判断できることが前提になります。

10. AI導入の相談・業務効率化の支援

企業や個人事業主に対して、AIをどこにどう使うかを提案していく仕事です。

ツールの知識だけでは足りず、相手の業務を工程に分解して理解する力まで求められます。

難易度は高いものの、AIに詳しいだけの人が多い中では、相手の業務まで理解できる人が重宝されます。

10種類を見て「自分ならこれができそうだ」と思うものがあれば、実際の募集を見てみるのが早いです。

登録は無料でできるので、どんな条件で募集されているかを眺めるところから始めてみてください。


クラウディア

始める順番と、収益化までの考え方

10種類を並べましたが、上から順に手を出す必要はありません。

順番として、今できることの隣を選ぶ

いちばん続きやすいのは、すでに持っているスキルのすぐ隣にあるもので、そこなら良し悪しの判断基準を自分で持てるからです。

文章を書く仕事をしている人なら1〜3、デザインの経験があるなら5、事務の経験があるなら3や7が入り口になります。

まったく縁のない領域にAIだけを頼りに飛び込むのは、遠回りになりがちです。

収益化までにかかる時間の見方

「どのくらいで稼げるようになるか」はよく聞かれますが、使える時間ともともとのスキル、そして応募の数によって大きく変わるため、断定はできません。

ひとつ言えるのは、実績がゼロの状態では単価の高い案件を受けにくいということで、順番として、最初は条件のよくない案件から実績を作る期間が必要になります。

クラウドソーシングでの実績の積み方はクラウドソーシングは本当に稼げる?仕組みと初心者が実績を積むコツを解説で詳しく解説しています。

AI利用のルールは案件ごとに違う

ここは必ず押さえてください。

AIの使用が全面的に禁止されているわけではありませんが、案件ごとにクライアントがルールを定めている場合があります。

主要なクラウドソーシングでは、依頼側がAI利用の可否を設定したり、受注側が申告したりする仕組みが整えられてきています。

募集要項に記載がある場合はそれに従い、記載がなければ着手前に確認するのが安全です。

まとめ:AIは道具、価値を決めるのは判断

生成AIでできる副業10種類を整理してきました。

入門レベルは文章まわり、実務レベルはスキルとの掛け合わせ、専門レベルは前提知識が要るものと分かれていて、この3段階で見ると自分が今どこに立っているかが分かりやすくなります。

共通しているのは、AIが出したものをそのまま渡す仕事には値段がつきにくいということです。判断し、責任を持つ部分にこそ対価が発生します。

まずは自分のスキルの隣にある1つを選んで、実際の募集条件を見るところから始めてみてください。

あわせて読みたい:AI×副業の関連記事

最初にやるのは、自分に合いそうな種類を1つ決めて、実際の案件を眺めてみることだけで構いません。


クラウディア

監修:結城 涼太(コンテンツディレクター)
本記事はAIを活用した副業に関する一般的な情報提供を目的としたもので、収入や成果を保証するものではありません。経費の取り扱いや確定申告の要否は個々の状況によって異なり、制度も改正される場合があります。税務の判断は、国税庁など公式情報をご確認のうえ、税務署または税理士にご相談ください。
この記事を書いた人
早瀬 優人(若手Webマーケター/SNSグロースプランナー)
副業・SNS運用・フリーランスが専門。SNS改善300件以上、フォロワー1万→6万超の実績を持つ実践派。自身も独立後に確定申告と向き合ってきた経験から、副業・フリーランス目線の実務情報を発信している。