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AIで副業の作業時間を短くする実践手順

若手Webマーケター/SNSグロースプランナーの早瀬優人です。

「AIを使えば作業が速くなる」とよく言われますが、導入したのにあまり変わらないという声も同じくらい耳にします。

僕も最初はツールを増やすほど速くなると思っていて、指示を書き直す時間ばかりが伸びて、結局自分で書いたほうが早かったという時期がありました。実際のところ、その差は使うツールではなく、どの工程に当てているかで決まります。

この記事では、副業の作業時間を短くするための手順を、工程の分け方から組み込み方までを順に追って整理していきます。

ステップ1:まず現状を測る

ここを飛ばして導入に進む人が多いのですが、測っていないと効果があったのかどうかも分かりません。

1週間、作業時間を記録する

いきなりAIを導入する前に、いまの作業に何時間かかっているかを1週間だけ記録してみてください。

道具はスマホのメモでかまわず、案件ごとに「開始時刻」と「終了時刻」を書き足していくだけです。

この記録がないと、AIを入れて速くなったのか、たまたま楽な案件だったのかを区別できません。

工程ごとに分けて記録する

全体の時間だけを見ても原因は分からないので、工程ごとに分けて記録してみてください。

記事執筆なら、「調べる」「構成を決める」「書く」「直す」「整える」といった分け方になります。

ここまで細かくすると、自分がどこで時間を使っているのかがはっきり見えてきます。

ステップ2:工程を4つに分類する

1週間ぶんを記録できたら、それぞれの工程を次の4種類に振り分けていきます。

調べる・作る・直す・整える

  • 調べる……情報を集める、事実を確認する
  • 作る……ゼロから形にする、下書きを書く
  • 直す……誤りを見つけて修正する、品質を上げる
  • 整える……体裁を揃える、形式を変換する

そしてもうひとつ、この4つとは別に「決める」という工程があり、何を書くか、どの案を採用するか、どこで妥協するかを判断する時間がこれに当たります。

ステップ3:AIが効く工程に当てる

分類ができたら、そのうちどこにAIを入れるのかを決めていきます。

効きやすいのは「整える」と「作る(下書き)」

形式の変換や体裁の統一はAIが最も得意な領域で、表を作ったり箇条書きに直したり文体を揃えたりする作業は大きく短縮できます。

下書きの作成にも効きますが、これは白紙から書き始める負担がなくなるためです。

AIが効くのは「整える」と「下書きを作る」。効かないのは「決める」です。

効きにくいのは「決める」と「直す」

何を採用するかの判断は人が担うところで、ここまで任せてしまうと納品物の方向性がぶれていきます。

「直す」のほうも、誤りに気づけるのは結局自分だけで、AIに直させたとしても、その修正が正しいかを確認する工程は残ります。

この線引きについてはAIに任せられる仕事・任せられない仕事の見分け方で詳しく整理しています。

「調べる」は条件つき

調べる工程については、自分で正しさを判断できる分野に限れば使っていけます。

逆に、詳しくない分野で調べ物をAIに任せると、誤った情報に気づけません。この場合は公的なサイトや一次情報を自分で当たったほうが結果的に速いです。

たとえば税や制度の話なら所管する官公庁のページ、職業の情報なら厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)といった具合に、根拠にあたる先を決めておくと迷いません。

ステップ4:組み込んで、また測る

順番として、ここまで来て初めて実際の作業に入ります。

1工程ずつ変える

いきなり全部の工程を変えてしまうと、何が効いて何が効かなかったのかが分からなくなります。

まず「整える」だけをAIに任せて1週間続けて時間を測り、効果があれば次の工程へ進む、という順で回してください。

効果を数字で確認する

1周したら、ステップ1で記録した時間と並べて比べてみます。

短縮できた工程と変わらなかった工程が見えてくるので、変わらなかった工程については、無理にAIを使い続けない判断も必要になります。

作業効率が上がると、受けられる案件の幅も広がります。

登録は無料でできるので、どんな条件の募集があるかを見てみてください。


クラウディア

よくある失敗

ここでつまずく人が多いパターンを、4つに分けて挙げておきます。

失敗1:指示を出すのに時間がかかる

細かく指示を書き直しているうちに、結局自分で書いたほうが早かった、というケースです。

短い文章や、自分の中で型が決まっている作業は、そのまま書いてしまったほうが速いことがあります。

指示に3回以上手を入れているようなら、その作業はAI向きではないと判断してください。

失敗2:確認に時間がかかる

出力が早く出てきても、それが正しいかを確認する時間が長ければ、全体として見れば短縮になりません。

確認にかかる時間まで含めて、初めて効果を測ったことになります。

失敗3:品質が下がって修正が増える

速く納品できたとしても、そのあとの修正依頼が増えれば、結局同じだけ時間を使うことになります。

短縮できた時間の一部は、はじめから確認の工程に戻すつもりでいたほうが安定します。

失敗4:ツール探しに時間を使う

新しいツールを試すこと自体が目的になってしまい、作業が進まなくなるパターンです。

いま使っているもので工程が回っているなら、無理に本数を増やす必要はありません。

短縮した時間をどう使うか

最後に、工程を短縮できたあとの話をしておきます。

時間が空いたときに案件数を増やすのは自然な発想ですが、それだけだと収入は作業量に比例したままになります。

空いた時間の一部を、単価の高い仕事に必要なスキルを身につけることに回すと、その先が変わってきます。

学び方の順序は未経験からAI活用スキルを身につける学習ロードマップで整理しています。

まとめ:測って、分けて、効く工程だけに使う

AIで作業時間を短くする手順を整理してきました。

順番としては、まず現状の作業時間を測り、次に工程を「調べる・作る・直す・整える・決める」に分けたうえで、AIが効く工程だけに当て、最後に組み込んでもう一度測る、という4ステップになります。

どれだけ短縮できるかは、作業の種類とその人の慣れによって変わります。数字を約束するものではなく、自分の工程で測って確かめてください。

手をつけるのは、今週の作業時間を工程ごとに書き留めるところまでで十分です。

AI副業の全体像は生成AIでできる副業10種類と、それぞれに必要なスキルにまとめています。


クラウディア

この記事を書いた人
早瀬 優人(若手Webマーケター/SNSグロースプランナー)
副業・SNS運用・フリーランスが専門。SNS改善300件以上、フォロワー1万→6万超の実績を持つ実践派。自身も独立後に確定申告と向き合ってきた経験から、副業・フリーランス目線の実務情報を発信している。