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手取り20万円の一人暮らしの場合、どれくらい貯金ができるのか?

一人暮らしをするとなると当然、自分の収入の範囲内で生活を工面していかなければなりません。

それに加えて将来を見据えて貯金や投資をしようとするとさらに家計の引き締めが必要になってきます。

ただ20代の一人暮らしの方で年収300万円以下の人でも、平均資産が100万円ほどであることが国勢調査でわかっています。

つまり年収300万円以下の人でも工夫次第で貯金できるということなんです。

ボーナスなしの年収300万円の人では、月々の給与は25万円になり、
そこから社会保険料や税金を差し引くと手取りは20万円程度になるケースが多いようです。

そこで、20万円をモデルにして貯金の仕方を考えてみましょう。

一人暮らしの生活費の内訳を把握しよう

まずは貯金をするためのお金を作るために、毎月の支出を把握していきましょう。

一人暮らしでは、家賃、電気代、水道代、ガス代などの光熱費、携帯電話代、インターネット接続費などが毎月の固定費になります。

その他、食費、雑費、医療費、交通費、交際費、服飾費、交際費なども考慮に入れなければなりません。

さらに車などのローンがある場合はその返済費用も支出として算出することになるでしょう。


手取り20万円の場合、これら全ては20万円のうちから支払わなければならないんです。

全国消費生活実態調査によると、単身世帯に住んでいる人の平均支出は約18万円となっています。

この平均支出額を見てみると、手取り20万円でも月に2万円近く節約できることがわかります。

収入と支出のバランスを知る

一人暮らしで収入と支出を把握したい場合は、家計簿を利用することもできます。
書くのはシンプルな家計簿で大丈夫です。

家計簿をつけたことがない人は、レシートの記録をつける習慣をつけるといいでしょう。

1週間分のレシートを保管しておき、週末に家計簿をつけて生活費を把握しておきましょう。

家計簿をつけ続けていくと、無駄な出費に気づくことがあります。

ここで気づいた無駄遣いを減らすことで、そのお金を貯金に当てることができるわけです。

レシートをスマホ撮影するだけで手軽に家計簿をつけることができるアプリなどありますので、活用すると良いでしょう。

貯金を先取りして貯金をする

貯金が難しいと感じている人の多くは、毎月の収入の中から必要な分を支出して、
余ったお金を貯金に回そうと思っている人です。

残ったお金を貯金に回すことで、毎月の貯金額に差が出てしまい、効率的な貯金ができなくなってしまいます。


そのため、月によっては収入以上の出費をしてしまうこともあります。

また、思うように貯金ができず、支出が収入を上回る月もあるでしょう。
そうなってしまうと、貯金をするどころか借金をしてしまうことになりかねません。

そのため、毎月いくら貯金するかを決めて、生活費に回す前に早めに貯金をしておきましょう。

先取り貯金

先取り貯金とは、給料から一定額を差し引いて貯金に回すことです。

給料を受け取ったら先に貯金するお金を差し引くので、確実に貯金していく方法です。

こうして生活費に使えるお金を先に意識することで、無駄な出費を減らすことができます。

事前に貯金をするときは、貯金専用の口座を作り、そこからは安易に引き落とさないようにしましょう。

このように徹底して月に2万円の事前貯金ができるようになれば、知らない間に年間24万円の貯金ができるシステムができあがります。

一人暮らしで見直すべき固定費

毎月の無駄な出費を削減する際

・コンビニなど物価の高いお店を利用しない
・缶ジュース、ペットボトル飲料を買わない
・そして、昼食は外食ではなく自炊にする

などは多くの人が考えうる目標です。

このように毎月の出費を減らすために、食費や雑費、交際費などを節約する人が多い傾向にあります。

もちろん、これらを節約することで毎月の貯金額を増やすことができます。
しかし、固定費を見直す方が節約できることをご存知でしょうか?

固定費は節約には関係ないと思っている人も多いでしょう。

しかし、固定費を見直すことで、貯金額を大幅に増やすことができるのです。

家賃は高すぎないか?

住んでいる場所にもよりますが、人によっては家賃が高すぎる場合があります。
家賃は月収の20〜30%程度が一般的です。

つまり、手取りが20万円あれば4〜6万円くらいが標準になります。

それ以上になると、明らかに家計を圧迫していることになりますので、引越しや大家さんへの交渉を考えてみましょう。

引越しには多少お金がかかりますが、一人暮らしであれば引越し代金はそこまで高くありませんし、最近では敷金・礼金不要の物件も多いので、家賃を下げることは長い目で見ればプラスになるでしょう。

通信費が高すぎないか?

一人分の携帯電話料金が月に1万円以上かかる場合は、キャリアの乗り換えやプラン変更で毎月数千円節約できることが多いです。

自宅にインターネット回線がある場合は、格安スマホにすることでさらに節約できます。

また、保険に加入している場合は、保険料を一本化するなどして、毎月の固定費を減らすことができます。

本格的に貯金するなら固定費の見直しを!

食費や交際費など、月ごとに金額が変動してしまう項目よりもまず固定費を見直した方が、貯金の増加率は高くなります。

何より固定費は一度見直せば後とは注意しなくても節約し続けられるのも大きなメリットです。

時間があるときには固定費を見直し、毎月いくら貯金できるかを把握した上で
先取り貯金を試してみてください。

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