全てのはたらく人のための応援ブログ!

初心者にオススメの投資信託の選び方!最初はインデックスファンドから始めてみよう

サラリーマンや主婦など、何か副業をしたいと考えている人も多いですよね。

副業をしたい人にとっておすすめなのが、投資をして収入を得るという方法です。

だけど投資ってなんだか怖い。

たくさん種類があって何をどうしたらいいのかわからない。

本当に稼げるの?

と不安に思う人も多いのではないでしょうか。

そこで私がおすすめしたいのが、投資信託という投資方法です。

投資信託の『信託』とは『信じて託す』ということ、つまり『お願いする』と意味で、プロに託して投資をしてもらうという投資になります。

自分で投資を行なわなくても資産が増えるなんて嬉しすぎませんか?!

初心者にぜひおすすめしたい投資信託ですが、その中でも低コストでわかりやすいと言われているのが『インデックスファンド』と呼ばれる投資信託です。

この記事では、まずは投資信託の基礎知識やメリット・デメリットを解説し、さらにインデックスファンドについてわかりやすくご紹介していきたいと思います。

投資信託とは

まず初めに、投資信託とはいったいどのような投資方法なのかを解説していきたいと思います。

通常投資を行なうには、どの金融商品を買うのか、いつ買うのか、いつ売却するのかなどすべて自分で判断して行なわなくてはいけません。

これは初心者にとってハードルが高く、このハードルの高さが結局投資って難しいんだと諦めてしまう原因にもなっています。

しかし投資信託は、この難しい作業はすべてプロに任せることができます。

そのために手数料は必要となりますが、自分で行なうことを考えるとかなり効率の良い投資方法だといえるでしょう。

投資信託のしくみ

続いては、投資信託はどのような仕組みで投資が行われるのかを説明していきます。

まず、投資をしたい投資家から資金を集め、ファンドを組みます。ファンドとは、直訳すると『基金』『資金』という意味ですが、多くの人からお金を集め、そのお金を使って何らかの事業や運用を行なう仕組みのことを言います。

そのファンドを運用するのが、投資のプロであるファンドマネージャーです。

投資家はこのファンドマネージャーに運用を任せられるため、資金を出してしまえばあとはほったらかしにしておくことができます。

ファンドを運用して出た利益を、出した金額によって投資家に分配されるという仕組みです。

投資信託は3機関が連携して運用が行われる

投資信託には、『販売会社』『委託会社(運用会社)』『受託会社』の3機関が関わって販売から運用までを行なっています。

販売会社は窓口となり投資信託を販売し投資家から資金を集める役割です。

銀行・証券会社などがこの販売会社となります。

次に委託会社(運用会社)は資金を元にファンドを形成し、受託会社へ運用の指図を出します。

最後に受託会社は、委託会社から受けた指図を元に株式や債券などに投資を行ない資金を管理を行ないます。

投資信託のメリット

仕組みがわかったところで、投資信託っていったいどんなメリットがあるのかをご紹介していきたいと思います。

投資信託は以下のようなメリットがあります。

  • 少額から投資が行える
  • 分散投資ができるのでリスクが軽減される
  • プロに任せて投資が行える
  • NISAが利用できる

これらのメリットについて詳しく解説していきます。

少額から投資が行える

先ほどの仕組みでも解説しましたが、投資信託は投資から資金を集めて大きな資金にするという特徴があるため、少額から始めることができます。

販売会社やファンドによって異なりますが、100円から始めることも可能です。

投資といえば代表的なのが株式投資ですが、株式投資はだいたい10万円程度の資金が必要になります。

そう考えると、投資信託はとても始めやすいといえますね。

分散投資ができるのでリスクが軽減される

1つの銘柄のみに投資をしていると、その銘柄が値下がりした場合値下がり分すべてが損失となり、大きなダメージを背負ってしまう可能性があります。

株式投資を具体例に出して説明します。

株式投資を始めようと思い、1株1000円の株を100株購入しました。

このとき、購入には10万円が必要ですよね。

しかし購入してしばらくすると、1株800円に下がってしまいました。

10万円で購入した株の価値が8万円になってしまいました。

このように、1つの銘柄しか購入していない場合だと、200円の値下がり分がまるまる損失となってしまいますよね。

しかし投資信託は、さまざまな銘柄を集め1つのファンドが形成されるという仕組みになっており、投資家はファンドとして集められた銘柄すべてに少額ずつ分散して投資を行なうことになります。

例えば、A・B・C・D・Eという銘柄が集まって1つのファンドが組まれているとします。

A・B・C・D・Eそれぞれに200円ずつ投資を行ないます。

仮にAとBが100円に値下がりしても、CとDとEが300円になっていた場合、トータルで100円のプラスということになります。

このように投資信託は、1つの銘柄が値下がりしたとしても、他の銘柄で損失分を補うこともできるためリスクが軽減されるというメリットがあります。

プロに任せて投資が行える

先ほどから何度か解説していますが、投資信託を実際に運用するのはファンドマネージャーと呼ばれるプロフェッショナルです。

投資家は、日々の値動きを確認する必要もなく、運用するための専門知識も必要ありません。

そのため、時間がない人、投資初心者にはとても大きなメリットとなります。

NISAが利用できる

NISAとは、個人投資家のための税制優遇制度です。

簡単に説明すると、NISA口座で運用する上限額年120万円の投資額から出た利益に対しては税金がかからないという制度です。

投資信託はNISA制度の対象となっているため、この優遇制度を利用して賢く資産運用を行なうことができます。

NISAについてはこちらの記事でわかりやすく解説しているので合わせて読んでみてくださいね。

投資信託のデメリット

ここまで読んで今すぐにでも投資信託を始めようとしている人、ちょっと待ってください。

投資信託はあくまで投資であり、悪い部分も存在します。

投資信託のデメリットをご紹介するので、しっかりと読んでくださいね。

投資信託には、以下のようなデメリットがあります。

  • コストがかかる
  • 元本保証がされていない

これらのデメリットについて解説していきます。

コストがかかる

投資信託は、プロに任せるために運用管理費用(信託報酬とも言う)と呼ばれる手数料を支払う必要があります。

運用管理費用は、投資信託を保有している間はずっと支払わなくてはいけないものです。

投資信託には、運用管理費用の他にも以下のような手数料が必要になる場合があります。

  • 販売買付手数料・・・投資信託を購入する際に支払う手数料(販売会社に支払う)
  • 信託財産留保額・・・投資信託を途中で売却する際にかかる手数料

投資信託は、プロに任せて資産運用ができるという大きなメリットがありますが、その分コストがかかることをしっかりと覚えておいてくださいね。

とはいえ、毎日の相場チェックや売買のタイミングを見極めたり、投資についての勉強を行なうことを考えると、決して高くはない手数料だと思います。

元本保証がされていない

投資信託は投資です。

投資は、元本保証がされていないことがほとんどです。

日々の値動きによって利益を出すこともあれば、元本を割り込むほどの損失を出す可能性もあります。

分散投資でリスクが軽減されてはいますが、元本保証はされていないことをしっかりと理解しておいてくださいね。

投資を行なうと、自分が持っている投資信託が損をしているか利益が出ているかがとても気になってしまい、日々の結果に左右されがちです。

日々変動することに動揺せず、長い目で資産を増やすことを目標にしましょう。

初心者におすすめの投資信託の選び方

ここまで投資信託の基礎について解説してきましたが、理解できましたか??

ここまでの説明で、運用はプロに任せられると解説してきましたが、実はどのファンドを購入するのかということは自分で決めなくてはいけません。

証券会社などのHPを見ると、なんだか難しくて長い名前がたくさん並んでいます。

いったいどれを買えばいいのか、自分に合っているものはどれなのかがわからないという人がほとんどでしょう。

そんなときには、『インデックスファンド』と呼ばれるファンドを選ぶのがおすすめです。

インデックスファンドとは

インデックスファンドとは、特定の指標と同じ値動きをする投資信託のことです。

特定の指標の1つとして、日経平均株価やNYダウなどでおなじみの株価指数があります。

株価指数などの指標は、そのファンドのベンチマークと呼ばれます。

インデックスファンドは、ベンチマークに連動するファンドの運用をファンドマネージャーが行う投資信託ということです。

インデックスファンドの種類

インデックスファンドのベンチマークは、主に以下のようなものになります。

日本株式

  • 日経平均株価
  • TOPIX(東証株価指数)

外国株式

  • MSCIコクサイ・インデックス(日本を除く先進国が対象)
  • MSCIワールド・インデックス(新興国21カ国が対象)

日本債権

  • ノムラBPI総合指数(日本の公社債が対象)

海外債券

  • シティグループ世界国債インデックス(先進国が対象)
  • JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス(新興国が対象)

REIT

  • 東証REIT指数(日本の不動産が対象)
  • S&P先進国REITインデックス(日本を除く先進国の不動産が対象)

インデックスファンドは、ベンチマークの名称や名称などが入っているため、簡単に見分けることができますよ。

例えば、日経平均株価に連動しているものは『三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)』、国内債権に連動しているものは『三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内債券インデックス』という具合です。

長い横文字でなんだか嫌だなと思う人もいるかもしれませんが、まずは身近な日本株式のインデックスファンドから始めてもいいと思います。

インデックスファンドのメリット

投資信託の中で、特にインデックスファンドが初心者におすすめと言われているのは以下のようなメリットがあるからです。

  • 低コスト
  • シンプルでわかりやすい
  • バランスよく分散投資ができる

1つずつ解説していきますね。

低コスト

インデックスファンドは、多くが販売手数料がかからないノーロードと呼ばれる投資信託となっています。

また、投資信託を保有している間にずっとかかる運用管理費用(信託報酬)も低く設定されています。

投資信託は長期での運用が基本となっているため、かかるコストが1%違うだけで運用結果にかなりの差がつきます。

低コストでできるインデックスファンんどは、投資信託の中でかなり優位に立つことになります。

シンプルでわかりやすい

インデックスファンドは株価などのベンチマークと同様の動きをするため、ベンチマークが上昇すればインデックスファンドも上昇し、ベンチマークが下落すればインデックスファンドも下落するというシンプルな仕組みです。

インデックスファンドのベンチマークは株価など馴染みのものが多く、それらの値動きはニュースやラジオでもよく流れていますよね。

そのため、インデックスファンドの大まかな動向も簡単に知ることができます。

バランスよく分散投資ができる

分散投資をすることは、リスク軽減につながるということは先ほどもご紹介しましたよね。

インデックスファンドは、ベンチマークの値動きと同様になることを目指しているため、ベンチマークが保有する銘柄ほとんどすべてを保有するという特徴があります。

例えば、よくニュースなどに出てくる日経平均株価に連動するインデックスファンドであれば、日経平均株価を構成する225銘柄すべてを日経平均株価と同じ比率で保有します。

そのため、インデックスファンドを1本保有するだめで効率の良い分散投資を行なうことができます。

インデックスファンドを選ぶときのポイント

インデックスファンドがいいということは理解できたけど、どうやって選べばいいの?

そんな不安を持つ人にぜひ知っておいてほしい、インデックスファンドを選ぶときのポイントをご紹介します。

ポイント①:ファンドに集まる資金がどうなっているかを確認する

まずは、投資信託の紹介ページにある『純資産』に注目してみてください。

純資産とは、その投資信託に集まる資金のことです。

この資金が集まらないと、ファンド自体が止まってしまう可能性もあります。

ファンドを選ぶときは、純資産が右肩上がりになっているファンドを狙うのがおすすめです。

ポイント②:運用管理費用(信託報酬)をチェック!

運用管理費用(信託報酬)は、ファンドを保有している間中ずっとかかるものです。

そのため、このコストができるだけ低いファンドを選ぶこともかなり重要となります。

低コストの重要性について、世界一の大富豪投資家ウォーレン・バフェットがこのように語っています。

『低コストのインデックスファンドを選びなさい。そうすれば9割の投資家よりも上手くやれるでしょう。』

インデックスファンドの運用管理費用の業界平均は、1.52%と言われています。

例えばそれが0.5%違うだけで、運用結果に以下のような大きな差が生まれます。

このように、たった0.5%の差ですが長期で運用すると大きな差が生まれます。

できるだけ低い運用管理費用を選ぶことはとても大切なんですね。

代表的なインデックスファンドをご紹介!

インデックスファンドの中でも、私たちに馴染みのある日経平均株価に連動しているファンドをご紹介します。

  • 日経225 インデックスe
  • i-Mizuho国内株式インデックス
  • 野村インデックスファンド・日経225(Funds-i日経225)
  • たわらノーロード 日経225
  • iFree 日経225インデックス
  • eMAXIS日経225インデックス
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド
  • SMT 日経225インデックス・オープン

インデックスファンドの中でも、日経平均株価に連動しているものだけでもこんなに数があります。

このインデックスファンドはすべて日経平均株価に連動しているため、値動きはすべてのファンドでほぼ同じになります。

ファンドを選ぶ際には、先ほどご紹介した純資産や運用管理費用をしっかりと調べてみてくださいね。

まとめ

投資信託は、最初にファンドを選んでしまえばプロが投資を行なってくれるため、ほったらかしの投資方法といえます。

しかしほったらかしにするために費用がかかったり、元本保証がされていないという注意点もあります。

どんなファンドを買ったらいいかわからないという人におすすめなのが、インデックスファンドです。

日経平均株価などよく耳にする指標に連動しているため、より一層身近に感じられると思います。

簡単にできる投資信託、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

error:当サイトのコンテンツはコピー出来ません。