全てのはたらく人のための応援ブログ!

光回線とホームルーターはどちらが自分に合うか

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。記事内で紹介している商品・サービスに、広告(PR)リンクを含む場合があります。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

Webリサーチャーの江原健太です。

自宅のインターネットを用意する。光回線とホームルーターのどちらにするかで迷う人は多いはずです。

どちらが優れているという話ではありません。住まいの状況と使い方によって向き不向きがはっきり分かれます

各社の条件を調べていて感じるのは、「どちらが速いか」より先に決まる軸があるということ。自分の住まいで工事ができるかどうかです。

この記事では、両者の仕組みの違いを整理します。そのうえで、判断の軸を4つに分けて渡します。

使い始めるまでの流れが違います

2つは、使えるようになるまでの流れも違います。

ホームルーターは、届いたら電源を入れて設置するだけです。早ければ当日から使えます。

光回線は、申し込みの後に工事の日程調整が入ります。

時期によっては、工事まで数週間から1か月以上かかることがあります。

引っ越しに合わせて使い始めたい場合、この期間を見込んでおく必要があります。

間に合わない場合は、一時的にホームルーターやモバイル回線でつなぐという方法もあります。

仕組みの違いを先に押さえる

比較の前に、この2つが根本的に何が違うのかを確認しておきます。

光回線は「有線」でつなぐ

光回線は、建物に光ファイバーのケーブルを引き込んで接続します。

物理的な線でつながるので、通信が安定しやすい。上り(アップロード)の速度も出やすくなります。

一方で、開通には工事が必要です。申し込みから使えるようになるまで時間がかかります。

ホームルーターは「無線」でつなぐ

ホームルーターは、携帯電話と同じ電波を受信してインターネットにつなぐ機器です。

コンセントに挿すだけ。工事が不要なので、届いたその日から使い始められます。

ただし電波を使う以上、建物の構造や基地局との位置関係によって速度が変わります

持ち運べるポケット型WiFiとの違いは無制限で使えるWiFiの選び方で解説しています。

賃貸で工事を検討するとき

賃貸住宅の場合、工事の可否は自分だけでは決められません。

確認する順番があります。

まず、建物にすでに設備が入っているかを調べます。

入っていれば、部屋まで引き込む作業だけで済むことがあります。

次に、管理会社か大家さんに許可を取ります。

壁に穴を開ける作業が伴う場合、許可が必要になるのが一般的です。

退去時の原状回復についても、この段階で確認しておいてください。

許可が下りない場合は、ホームルーターを選ぶことになります。

この確認は、申し込む前にやっておくと無駄がありません。

判断軸1:工事ができるかどうか

ここで結論が決まってしまうケースがあります。

工事ができない場合はホームルーター一択になる

賃貸物件では、大家や管理会社の許可がないと光回線の工事ができません。

すでに建物に導入済みなら手続きは簡単です。未導入なら、許可の取得から始まります。

許可が下りない、または工事を待てない事情がある場合は、この時点でホームルーターが選択肢になります。

工事にかかる期間

光回線は申し込みから開通まで数週間が一般的です。繁忙期にはさらに延びます。

引っ越し直後にすぐ使いたい人には、この待ち時間が問題になります。

上りと下りの違いを押さえる

速度の話をするとき、上りと下りを区別しておく必要があります。

下りは、動画を見たりページを開いたりするときの速度です。

上りは、写真を送ったり、ビデオ会議で自分の映像を送ったりするときの速度になります。

広告で強調されるのは下りの数字ですが、在宅勤務で効いてくるのは上りのほうです。

ビデオ会議で自分の映像が乱れる場合、上りが足りていない可能性があります。

用途に上りが関わるなら、その点を確認してから選んでください。

判断軸2:何に使うか(上り速度と安定性)

用途によって必要な性能が変わります。

光回線が有利な使い方

  • オンライン会議で映像を送る(上りの速度と安定性が要る)
  • 動画や大きなファイルをアップロードする
  • オンラインゲームで遅延を減らしたい
  • 家族が同時に大容量の通信をする

在宅勤務でカメラをオンにする機会が多い人は、光回線のほうが安心です。

ホームルーターで十分な使い方

  • 動画の視聴やWebの閲覧が中心
  • 使う人数が少ない
  • 在宅時間が短い

受信(ダウンロード)が中心の使い方であれば、ホームルーターで不便を感じない人は多いです。

つなぐ台数の数え方

同時接続の台数は、想像より多くなりがちです。

数えるときに漏れやすいのは、常時つながっている機器です。

  • テレビ、録画機器
  • スマートスピーカー
  • 見守りカメラ、センサー類
  • ゲーム機
  • プリンター

これらは使っていない時間も接続を維持しています。

家族の人数だけで数えると、実際の台数を大きく下回ります。

一度、接続中の機器一覧を確認してみてください。ルーターの管理画面から見られます。

判断軸3:同時に何台つなぐか

見落とされやすいのが、接続台数です。

家族4人がスマホ・パソコン・タブレットを使う。そこにテレビやゲーム機も加わります。

数字で比べると、台数は思った以上に増えます。ホームルーターにも同時接続の上限があります。

台数が増えれば、1台あたりの速度は落ちやすい。単身世帯か家族世帯かで判断が変わる部分です。

引っ越しのときにかかる手間

光回線を使っている場合、引っ越しのたびに手続きが発生します。

移転の申し込み、新居での工事、場合によっては撤去工事です。

転居先で同じ事業者が使えるとは限らない点にも注意が必要です。

ホームルーターなら、端末を持って行って電源を入れるだけで済みます。

ただし、住所変更の手続きは必要です。

数年ごとに引っ越す予定があるなら、この差は小さくありません。

判断軸4:引っ越しの予定があるか

住まいが変わる予定は、選択に直結します。

転居が多いならホームルーターが扱いやすい

光回線は引っ越しのたびに撤去と再工事が必要です。費用も手間もかかります。

ホームルーターは登録住所の変更手続きで済む場合が多い。機器を持って移動できます。

転勤の可能性がある人、数年で住み替える人。この差が効いてきます。

途中で乗り換えるときのコスト

選んだ後で合わないと分かることもあります。

その場合にかかる費用を、契約前に見ておいてください。

確認するのは3つです。

契約期間の縛りがあるか、解約時の費用はいくらか、工事費の残債が残るか。

光回線は工事費を分割で支払う形が多く、途中解約すると残りが一括請求されることがあります。

ホームルーターは工事がないぶん、この点の負担は小さくなります。

迷っている段階なら、解約のしやすさも判断材料に入れてください。

タイプ別のまとめ:どちらを選ぶか

ここまでの軸を整理すると、次のように分かれます。

光回線が向いている人

  • 工事の許可が取れる、または導入済みの物件に住んでいる
  • 在宅勤務でオンライン会議が多い
  • 家族が多く、同時接続の台数が多い
  • 当面引っ越す予定がない

ホームルーターが向いている人

  • 工事ができない、または待てない
  • 受信中心の使い方(動画視聴・Web閲覧)
  • 単身または少人数の世帯
  • 数年内に引っ越す可能性がある

どちらも決めきれない場合

短期間だけ必要な場合や、これから住まいが変わる予定がある場合は、まずレンタルや縛りのないサービスで試してから決めるという進め方もあります。

契約期間の縛りがないサービスなら、使ってみて合わなければ切り替えられます。

方向性が決まったら、実際の料金とエリアを確認する段階です。ここではタイプ別に、次に見るものを整理します。

光回線が向いていると判断した人は、まず自宅の建物が対応しているかを各回線事業者の公式サイトで調べてください。

マンションなら、建物にすでに導入されている回線が最有力の候補です。

工事費とキャッシュバックの条件は事業者ごとに差が大きい。2〜3社を並べて総額で比べるのが確実です。

工事なしで始めたい人・短期利用の人は、レンタルや縛りのないサービスから試す方法があります。

大容量で使いたい場合は、レンタルのWi-Fiルーターという選択肢があります。

契約期間に縛られたくない場合は、月額制で縛りのない縛りなしWiFiのようなサービスも比較対象に入れておくと選択肢が広がります。

いずれも料金やキャンペーンの条件は変わることがあるため、申し込み前に公式ページで最新の内容を確認してください。

実際の速度は環境で変わります

カタログに書かれている速度は、理論上の最大値です。

実際に出る速度は、環境によって大きく変わります。

影響する要素を挙げておきます。

  • 建物の構造……鉄筋コンクリートは電波が届きにくくなります
  • 設置場所……ホームルーターは窓際のほうが有利なことが多いです
  • 時間帯……夜間は利用者が増えて遅くなる傾向があります
  • 接続方式……光回線でも、方式によって混雑の影響が違います

ですから、契約前に「うちで何メガ出るか」を正確に知る方法はありません。

できるのは、同じ建物や近隣での実績を聞くことくらいです。

不安がある場合は、お試し期間や短期の解約条件を確認しておいてください。

申し込み前に確認しておきたいこと

どちらを選ぶ場合も、契約前に次を確認してください。

実際に使う場所のエリア判定

ホームルーターは、同じ市区町村でも建物の位置や階数によって電波の入りが変わります。

住所単位でのエリア判定を必ず行い、可能なら試用できる仕組みがあるかも確認してください。

速度制限の条件

「無制限」とされているサービスでも油断はできません。短期間に大量の通信をすると、速度が制限される場合があります。

条件は各社で異なります。契約前に確認しておけば、想定外は避けられます。

通信サービスの契約時に注意すべき点は、総務省の携帯電話ポータルサイトにもまとめられています。

総額での比較

比べるのは月額料金だけではありません。初期費用・機器代・工事費・解約時の費用まで含めた総額です。

キャッシュバックがある場合は、受け取り時期と申請方法も確認してください。

決めきれないときの進め方

4つの軸で見ても決まらないことがあります。

その場合は、優先順位をつけてみてください。

速度と安定性を最優先するなら光回線です。

手軽さと引っ越しやすさを優先するならホームルーターになります。

両方を同時に満たす選択肢はありません。

どちらを捨てられるかで考えると、答えが出やすくなります。

それでも決まらない場合、まずホームルーターで試すという順番もあります。

工事が不要なぶん、後から光回線へ移るほうが手戻りが小さいためです。

契約前に見ておく費用の内訳

月額だけでなく、初期にかかる費用も確認してください。

光回線なら、工事費と事務手数料が発生します。

ホームルーターは、端末代がかかることがあります。

キャンペーンで実質無料になる場合も、条件と適用時期を確認しておいてください。

一定期間の利用が条件になっていることが多く、途中解約で残債が発生します。

2年から3年使う前提で、総額を比べるのが現実的です。

まず工事の可否から確認する

4つの軸のうち、最初に見るのは工事の可否です。

ここで選択肢が絞られることが多いためです。

工事ができない環境なら、他の軸を検討する前に結論が出ます。

まとめ:4つの軸で、答えは自然に絞られる

光回線とホームルーターの選び方を整理してきました。

確認すべき項目は4つ。①工事ができるか ②何に使うか(上り速度と安定性)③同時接続の台数 ④引っ越しの予定。

在宅勤務で映像を送る機会が多いなら光回線、工事ができない・引っ越しの可能性があるならホームルーター。この2点だけでも、多くの人は判断できます。

どちらにも向き不向きがあります。自分の使い方に照らして、複数のサービスを見比べてから決めてください。

スマホ側の通信費もあわせて見直すなら格安SIMに乗り換える前にやるべき6つの確認も参考にしてください。

光回線を選ぶ人は建物の対応状況を、工事なしで始めたい人はレンタルや縛りのないサービスの条件を、それぞれ確認するところから始めてみてください。

工事を待たずに使い始めたい場合は、レンタルのWi-Fiルーターの料金・対応エリアを無料で確認するという方法もあります。